東大院生ショータのなるほどアウトプット~バイオ研究者への道~

生物学系研究者を目指す大学院生のブログ。学びや気付きのアウトプットをしていきます。

東京大学大学院に入学して半年経ちました

早いものでもう10月。2019年度も半分終わってしまいました。

 

地方国立大からやりたい研究を求めて東大大学院に進学してからのこの半年を一度振り返りたいと思います。

 

 

www.shota-output.work

 

 

 

研究面

  • 実験が失敗続きでツライ...
  • やりたい研究をやれるのはやっぱり楽しい
  • 指導教員やラボのみなさんとの相性がいい

基本的な実験なのにやってもやってもうまくいかずまだ全然データがないのが不安です。休日は来なくていいラボですが研究が遅れに遅れているので自主休日返上もしばしば...でも研究室との相性はいいし何よりやりたい分野の研究ができるのでモチベはめっちゃ高いです。

 

生活面(柏キャンパス)

  • スーパーなどは多いので日常の買い物には困らない。
  • 学食が高い。お昼を手軽に食べられるところが少ない。
  • 東京はなんだかんだ遠い

柏キャンパスは学食が高いのが困りますね。本郷の学食で400円くらいのものが500円かかるイメージです。近所にお手頃なご飯屋さんもなく、お弁当を持参している方が多いです。 僕は結局毎日学食のお世話になってますが出費は痛い。

都内へ出るには小一時間という距離感、感じ方は人それぞれですがあまり頻繁には東京行かないな。地方から来たのでそれでも一時間で行けるありがたさはありますが。

 

 

 

経済面

これにはやっぱりいろいろ苦心しています。現在利用している資金源や免除制度を以下に列挙します。

  • 親からの仕送り
  • 日本学生支援機構第一種奨学金
  • 授業料免除(前期分全額免除、後期は結果待ち)
  • 入学料半額免除
  • TA(ティーチングアシスタント)
  • バイト
  • 民間財団の給付型奨学金(65万円)

 給付型奨学金をいただけたのは大きいです。僕が採用していただいた財団は東大をはじめとしたいくつかの旧帝大からしか奨学生を募集していませんでしたので、奨学金を得られるチャンスが増えるのも東大のメリットのひとつと感じました。TAは割がいいので助かっています。親にはただただ感謝です。

 そして今後は学振日本学生支援機構奨学金返済免除を狙っていきます。使えるものは全て使って生き残らねば…

 

 

あとは授業は多くの大学院ではろくに授業がないところが多いですが僕の研究科は結構多くて拘束時間が長いので少し大変。その分東大本郷キャンパスの授業でも受けられたりして貴重な経験もできました。アントレプレナー道場とかPython入門とか。

 

その他、専攻の同期もほとんど他大学から集まった人たちですが10人くらいで一緒に遊びに行ったりするくらい仲がいいですし、毎週日曜日は趣味の合唱の練習を一般の合唱団で続けられています。

 

 

研究生活はしんどいことばかりなので、やっぱり心からやりたいという情熱を持てる分野で研究できるのが最強です。特に博士課程へ行く人はやりたい研究をすることがマストです。自分がやりたい研究ってなんだろうと自問自答した日々、全国あちこちの大学院に見学に行った日々は間違っていなかったと思います。

 

今年度後半から来年度にかけては、学会発表、修論中間発表、学振DC1申請などいよいよ結果を出さなければいけないイベントが目白押しです(汗) 周りの環境に感謝しつつ、今できることを着実にやっていきたいと思います。

 

 

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