で、インドへ行った本来の目的の学会はどうだったのか?と言う話です。
参加したのは5th Asia Pacific Drosophila Research Conference
Drosophilaというのはショウジョウバエのことで、動物のモデルとしてよく使われているショウジョウバエを研究材料にしている人たちが研究内容を発表、議論する場です。発生学から神経科学、生態学まで分野は様々。僕はショウジョウバエの形態形成に関する研究でポスター発表しました。
国際学会なのでもちろん英語です。発表の原稿とかはいくらでも練習できるのですがやっぱり質疑応答を英語で切り抜けるのは難しいですね(汗)でも良い経験になりました。海外の方に“interesting"と言っていただけた時は嬉しかったです。鋭い質問が飛んできた時も、それはそれで要点が伝わっているということなので手応えを感じました。
この学会に参加していた日本人の研究者の方々にもシェアすることができ、面白いディスカッション、鋭いご指摘をたくさん頂けたました。有難いことにちょうど似たことをやっている学生さんがいるということで実験技術を他ラボに習いに行く話も生まれました。アウトプットするのはプレッシャーはかかりますが、その分自分の理解も深まるだけでなく、「面白いね!」と共感してもらえたり自分には思いつかなかったアイデアを頂けたり、研究に協力してもらえることになったりとラボに閉じこもっていては生まれない効果が生まれますね。英語でのポスター作成から会場までの移動含めここまで至るまでなかなか大変でしたが(笑)、参加した甲斐があったと思います。
2020年、論文出さねば!